企業インタビュー

宮城には、オンリーワンの採⽤戦略や社⾵や教育によって、
社員の⼒を引き出し、次世代⼈材を採⽤・育成し続けている会社が数多くあります。
個性ある3つの企業に、それぞれの成功の秘訣を伺いました。

定着率向上に向けた取り組みを実践

株式会社 ⼭⼀地所 総務部 前⽥恭宏さん

不動産のワンストップサービス

株式会社 ⼭⼀地所

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総務部 前⽥ 恭宏さん

お客様の増加を受け、社員数は10年で2.5倍に

当社は不動産の賃貸、売買、建築、資産運⽤、相続など不動産に関わることならほぼ全てをワンストップで提供している会社です。10年前は50⼈程の規模でしたが、現在は約130名と2.5倍以上になりました。事業拡⼤を狙って増やしたのではなく、お客様に求められて賃貸仲介業務を拡げ多くのお客様に来ていただくようになったことで、営業も事務も増員が必要になりました。また不動産業界は、1〜3⽉の繁忙期に残業が増えるのが慣例です。この「繁忙期は残業が当然」という状況を打破するためにも、対応に⾜りる⼈員を採用しました。⼈が増えたことで余裕ができ、お客様対応が丁寧になったからか、お客様がお客様を呼んでくださる機会も増えました。⼀⽅で、会社としても、社員⼀⼈ひとりが⼒を発揮して会社を発展させるということを⼤切にしています。⼀例として、社員1⼈あたり年間100時間を研修に充てると明⾔し、年齢・役職に関わらず人間力を高める研修を中心に行っています。仕事に必要な宅建⼠資格の取得講座なら、外部から講師を招き、社員は無料で受講できるようになりました。

株式会社 ⼭⼀地所 総務部 前⽥恭宏さん

定着率が⾼い理由は、⼈間関係と、希望を反映する⼈事

新卒5年以内の離職率は0%です。しかし、定着率を⾼めるために特別なことをしているわけではないのですが、待遇や環境は平均的だと思うので、あたり前にやるべきことを、あたり前にやるよう真⾯⽬に実⾏しているということでしょうか。
まず社員が新⼊社員を⼤切にしています。新⼊社員には年齢の近い同性のエルダーがついて責任を持って教育しますし、他の社員もよく話しかけますから、放っておかれて⼾惑うようなことはほとんどありません。仕事で他部署と関わることも多い会社なので、社内の⼈間関係は広がると思います。また部署をまたぐイベントなども積極的に⾏ってきたので、互いに⼈となりを理解して働きやすい関係をつくれるのではないかと推測しています。
もうひとつ、事業領域が広く部署異動で幅広い仕事を経験できることが、仕事のミスマッチ解消につながり、転職による⼈材流出を防いでいるのだと思っています。毎年アンケートをとり個々の希望を考慮して⼈事を決めるので、モチベーションを⾼く保てるのではないでしょうか。

株式会社 ⼭⼀地所 総務部 前⽥恭宏さん

「利他」の価値観が根付いた企業⽂化

当社は創業のときからずっと「お客様のために仕事をする」と⾔い続けています。「利他」の価値観が建前でなく⾃然に社内に浸透していると、「お客様に褒めてもらいたいから頑張る」のではなく、まずお客様のことを考えるのがあたり前になるんです。結果として感謝の⾔葉をいただければさらにやる気につながるという、良い循環が⽣まれているように感じます。店⻑や管理職がその⾵⼟で育っているので、若い社員達にも浸透し⾃然にベクトルが合っているのかもしれません。そういう意味では、ファミリー企業の良さをそのまま受け継いで⼤きくなっている会社なのだと思います。前述の定着率の良さも今に始まったことではなく、実は昔から離職率が低いんです。社員が⼀気に増えた分、勤続年数の平均値は下がりましたが、育休復帰率は100%ですし、継続雇⽤制度で定年(65歳)を超えても活躍している社員が何⼈もいます。私の実感としても働きやすい職場です。

株式会社 ⼭⼀地所

本社所在地
宮城県仙台市泉区泉中央2-13-3
事業内容
総合不動産業
創業
1975年1⽉
売上高
50億2,394万円(2020年6⽉実績)
従業員
129名(2021年4⽉1⽇時点)
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